ポイントを運用で増やす方法(PayPay/楽天/d/Ponta)と実例【第2回|井上ポイント式】

ポイ活

【第2回】「ためる」から「増やす」へ――主要ポイントの“運用”テク完全ガイド

ポイ活芸人・井上ポイントさんは、貯めたポイントを“運用”してさらに増やす実践者でもあります。本記事では、主要ポイント(PayPay/楽天/d/Ponta)の運用サービスの違いと始め方、そして井上ポイントさんの実例に学ぶ「増やす」コツを整理します。


ポイント運用とは?(まずは全体像)

ポイント運用は、貯めたポイントを投資信託や指数などの値動きに連動させ、ポイントのまま増減を体験できるサービスの総称です。
現金投資とは異なり、口座開設なし・少額から“疑似運用”できる一方、値動きによってポイントが減る可能性もあります。無理のない範囲で、家計の「ボーナスポイント」を中心に取り組むのが基本です。

主要4サービスの比較(始め方と注意点)

サービスはじめ方・最低単位コース例/特徴引き出し注意点
PayPayポイント運用アプリ内で開始(専用口座不要)/少額から指数・テーマに加え暗号資産連動など10コースいつでもポイントへ戻せるコースにより値動きが大きい(増減あり)
楽天ポイント運用100ポイントから(通常ポイントのみ)投信の基準価額に連動(複数コース)運用中ポイントを戻して通常ポイント化期間限定ポイントは不可/反映は翌営業日基準
dポイント投資1ポイントから/1回の追加は最大20万ポイントおまかせ等のコースで手軽に体験いつでもdポイントへ戻せるコースにより追加・反映タイミングが異なる
Ponta(au PAY ポイント運用)100ポイント以上1ポイント単位で追加投信等に連動するコースで運用1ポイントから引き出し可価格に連動し減る場合あり(休場日の遅延あり)

※上表は各公式の公開情報を要約したものです。最新の条件や対象コースは、各サービスの案内ページをご確認ください。

井上ポイントさんの実例:淡々と積み立てる

インタビューでは、井上ポイントさんがPayPay/楽天/Ponta/dの4種類を運用し、とくにPayPayで約3年半で「9万→16万ポイント」と増えた実績が紹介されています。序盤はマイナスの時期もあったものの、感情に振り回されずに淡々と積み立てたことがポイント。短期の上下より、継続の仕組み化がカギです。

“増やす”ための実践チェックリスト

  1. 固定日で自動化: 毎月の“ごほうび枠”として100~500ptを自動追加(家計に響かない範囲)
  2. 値動き別に分散: 価格変動が大きいコースと安定志向のコースを組み合わせる
  3. 引き出しルール: 目標達成や大型出費前など、使い道を決めてから出す(衝動的にやめない)
  4. “逆ポイ活”を回避: 運用とは別に、買い物は「必要だから買う」原則を徹底
  5. 最新情報の追従: キャンペーンや仕様変更は公式の更新をチェック

ワンポイント
期間限定ポイントは運用に回せない場合があります(例:楽天)。また、暗号資産連動など値動きの大きいコースは、積み立て&長期分散が基本。
運用は元本(ポイント)割れリスクがあるため、生活費には手を付けずボーナスポイント中心で。

今日からの始め方(最短3ステップ)

  1. 今使っている決済の中から1サービスだけ選ぶ(例:PayPay)
  2. アプリ内の「ポイント運用」メニューでコースを1つ選び、初回は少額で追加
  3. 「毎月○日に自動で○○ポイント追加」の習慣化を設定して、まず3か月継続

次回予告

第3回は「戦略的ポイ活」――決済手段の使い分けとキャンペーンの掛け算で“ためる力”を底上げします。

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